みやぎ「赤旗」自然・山愛好会


   

9月21日後方羊蹄山に登ってきました

 

 9月の連休は立山も含めて全国的な好天で羊蹄山も漏れなく登山日和でした。

 札幌から電車、バスを乗り継いで比羅夫コース登山口を9時40分頃出発。標高340から1898を目指します。
 実は8月にも登りましたがその日は曇天で山頂は真っ白。今回2度目の入山です。
 二合目まで遠いのも記憶にあり1時間かけて予定通り2合目。山容どおりの山道を登りながら感じたのは紅葉というより下の方は枯れ葉が目立ちました。そんなことを想いながら歩くと四合目辺りで最初のエゾシマリス、徐々に勾配も険しくなると六合目辺りで2度目のシマリス、これも忙しそうに藪の中へ。九合目に着くと一気に展望が開く・・・と同時に強風で、ヤッケ―を着こみながらがれ場の中に緑と黄色と赤
()が微妙なバランスで混在しているのを見て思わずワォ〜。
 強風の中がれ場を1時間近く歩くと三角点。8月には真っ白の中にこの三角点を見極めそこから下山したのでこの展望に感慨ひとしおでした。
 そして更に5分ほど歩き山頂に到着。標を写真に収め日本海、洞爺湖、内浦湾を見渡しながらお鉢めぐり。ヘリが避難小屋に物資を下ろす様子を見ながら旧山小屋跡を後にして下山。小屋泊まりとみられる登山者に声をかけながら歩いていると又3回目のシマリスとネズミに遭遇。
 17時20分頃登山口到着。言い忘れていましたがここはキャンプ場で水場もありそこで靴をきれいにしてバス停へ。

 バス停までの帰路、振り返ると影絵のように単独峰の全容<シルエット>が映し出され改めて「絵になるなぁ」

 

 因みに8月には下の方はハルセミの死骸を踏んで歩きました 

 会員の皆さん羊蹄山も()()

 

                                      (10月16日 中山 美和子)